当院の女医さん、海津直美先生が9月21日より産休に入らせて頂きます。

産休期間は未定ですが、来春まではお休みを頂戴いたします。

しばらくは獣医師が男ばっかりになりますが、

海津先生の患者様は院長・洞田先生・林崎先生で引き継がせて頂きますので、

ご指名がございましたら遠慮なくお申し付け下さい。

院長の水谷です。今日は歯石除去の処置の話題で注意喚起をさせて頂きます。

噂には聞いて危惧しておりましたが、動物病院以外での歯石除去を行うサロンが鈴鹿市内にもできました。

それも「無麻酔歯石除去」という文句で、無麻酔での歯科処置を大々的に広告しています。

まず注意喚起をしたいのは、歯科処置を獣医師以外が行うことは非常に危険であることです。

歯石除去だけで何で危険なの?と思われるかも知れませんが、

根尖膿瘍などを生じている患者さんでは顎骨骨折を引き起こしてしまうことや、唾液腺の導管などを傷つけてしまう恐れもあります。

ちなみにアメリカでは獣医師のライセンスのない者が歯科処置を行うことは違法で、罰則に課せられます

日本では法整備が整わないことから、法律の隙間を狙った商売が横行します。

日本小動物歯科研究会でも注意喚起をしておりますが、強制力がないのが現状です。

<リンク:日本小動物歯科研究会のページ>

http://sa-dentalsociety.com/news/dental%20scaling.pdf

 

わざわざ広告や看板に「無麻酔」を謳うことが、より不当性をアピールしています。

ようは、そのサロンは予め「歯科処置には全身麻酔が必要であること」を知っている裏返しだからです。

どの飼い主様も、全身麻酔に対し不安や抵抗があることは我々獣医師も熟知しています。

しかし、安全に処置を行う為、もとい大切な家族であるペットに痛みや苦痛を与えないために全身麻酔は必須なのです。

無麻酔で歯石除去を行うことは、一見は優しい行為に写るかも知れませんが、ぞの現場を見ればゾッとするでしょう。

痛みや恐怖で怯える子をどうやって抑え込んで処置をするのか、想像したくもありません。

あえて断言します、無麻酔歯石除去は飼い主様の優しさや心の隙間に入り込む悪質な謳い文句です。

 

獣医師や看護師は、全身麻酔への不安や抵抗を少しでも緩和できるよう詳細な説明をさせて頂きますし、

それ以前に、全身麻酔を安全に実施できるかどうかの術前検査を徹底します。

当院ではここ5年間の全身麻酔による事故はゼロです。他の病院もそうだと思います。

 

ここまでメッセージ性の強いブログを書いたのは生涯初めてです。

「商売敵をやっつけよう」という気持ちは毛頭ありません。

動物病院での歯石除去ならどんな安値でも異論はありません。

ペットサロンがタウン誌や広告に大ぴらに「無麻酔歯石除去」を掲げていることに、

間違っていると思いながらも我々が声を上げなければ、間違ったことが常識になってしまいます。

当院の患者様はもとより、鈴鹿亀山地区の飼い主様には是非、物事の本質をご理解頂ければ幸いです。

歯科疾患のご相談はお近くの動物病院を受診ください。

長文、乱筆をお詫びいたします。

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