みなさまこんばんは。秋の長雨ですっきりしない日々が続いていますね。

さて、洞田先生の退職に伴い、2022年1月から当院は完全予約制へ移行いたします。

受付のスタッフからご説明とチラシをお渡しさせて頂いておりますが、なかなかゆっくりとご説明ができずに申し訳なく思っております。

そこで、院長の私から飼い主様へ向けてYoutubeにご説明の動画をアップさせて頂きました。

お忙しいところ恐れ入りますが、3分程度の動画ですので、ご覧頂ければ幸いです。

また、近日中に可能な限り全ての患者様へDMを郵送させて頂きます。内容が重複する方もいらっしゃるかと思いますが、何卒ご容赦ください。

動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=sBExBBNYIeg

院長のボヤキ

かる〜く読み流してください!

完全予約制への変更は、苦渋の決断でした。

たぶんクレームも多く出ると思います。「獣医さんも多いし、早く診てもらえる」ことが利点で通われていた患者様は、なかなか予約が取れずに当院を離れられる方も少なくないと思います。

やっつけ仕事なら多くの患者様を診ることもできるのですが、誤診なく丁寧に診察をさせて頂こうと思うと、1人の獣医で1時間に4件が限界です。働き方改革もあって、残業が多いと行政指導も入る昨今の情勢もありますし、どうしても診察件数を制限するしかありませんでした。

そもそも私の経営能力が至らず、人材不足に対応できなかったことが今回の事態を招いたのだと思います。本当に申し訳なく思っています。

とはいえ獣医さんの確保は、どの動物病院も苦労しているようです。

というのも、新卒の獣医さんは毎年900人くらいで、犬猫の診療を志す獣医さんが350人くらいなんです。東大生より少ね〜。卒業後は東京や大阪の大都市圏に就職する子がほとんどなので、三重県に新卒獣医が就職希望でやってくる人数は、たぶん3人くらい^^; 

中桐先生が当院に来てくれたのはもはや奇跡(笑)

当院は森先生から10年前に私が引き継いで再スタートを切りました。最初は暇で私一人でも十分なんとかなりました。だんだん忙しくなった頃に、後輩の海津先生が就職してくれて、運よくご縁で洞田先生も来てくれて、中桐先生を加えて今の獣医師4人での診療体制を築くことができました。

近隣の先生からも頼って頂き、整形外科や腫瘍科など多くの患者様をご紹介頂くことも増えてきました。忙しくなって嬉しい反面、患者様と雑談しながらゆっくり「しつけ」の話や「介護」のお話などをすることも難しくなってきました。

スローライフという訳じゃないのですが、笑顔で1人の患者様とそのご家族と向き合う時間を持つことが、自分が長く楽しく働くことに繋がるのではないかとも思っています。今後はスタッフ1人1人がステップアップし、しつけや介護のサポートも積極的に行う予定です。大変ご迷惑をお掛けいたしますが、こんな院長とこんな当院にこれからも通って下さる患者様には、心からのおもてなしを約束致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。

あ、誰か就職してくれそうな獣医さん知ってたらご紹介くださいね(笑)

当院で一緒に働いてくれる動物看護師を募集しております。動物が大好きな方、明るくて健康な方を求めています。

動物看護師の経験者の方は大歓迎です!

来年、ご卒業の専門学生の方も、アルバイトから始めてみませんか?

現在、高校生の方も動物看護に興味がある方は、夕方からのアルバイトも歓迎します。

ブランクの方、子育て中の方も、パートタイム制で働いてみませんか?

興味のある方は、条件面なども含めて是非お気軽にご連絡下さい。

連絡先 contact@mori-vh.com または病院へ電話(059-378-3952)

今月末で、水谷が森茂雄先生から当院を継承してから早いもので10年となります。ここまでやってこれたのは、ひとえに皆様のおかげであります。本当にありがとうございます。

思い出せば10年前、いよいよ院長をバトンタッチという前日に「明日からお遍路さんに行ってくるわ」と急に自転車で四国へと旅立った森先生(笑)

春の忙しい時期に、急に一人にされて忙しいし不安だし、目まぐるしい代替わりとなりました。今にして思えば、これも森先生の優しさですね。いつまでも自分が居座っては、メリハリのある代替わりにはならないとのお考えだったのでしょう。

森先生とは血縁もなく、縁もゆかりもありませんでしたが、開業したいという私の夢を応援してくれました。私の親はサラリーマンですし、援助も自己資金も結婚と重なってほとんどありませんでしたが、「売り上げから返済してくれれば良い」と森先生が私の裸一貫での開業を後押ししてくれました。

「森動物病院」という名前と森先生を模したロゴマークに違和感を覚える方も多々いらっしゃいます。「もう名前変えたら?」とか。

私の願いは「森動物病院」が、地域に根付いたかかりつけ医として、今までもこれからも、ご信頼を頂きながら続いてゆくことです。

あくまで私は二代目院長であり、この先誰が院長となっても森先生が描いた夢を継承していけたらと考えています。森先生には某フライドチキンの「カーネルサンダース」になってもらいましょう。

あ、まだ森先生はご健在ですよ(笑)今でも家族ぐるみのお付き合いをさせて頂いております。今年は長野へ会いに行けると良いのですが。

長々と失礼致しました。まだまだ至らない院長ですが、これからも精進して参ります。これからも森動物病院を、どうぞ宜しくお願い致します。

いよいよ春です!

春は予防の季節・健康診断の季節!!

【狂犬病予防】

3/2から新年度のお注射がスタートです!密を避けるためにも必ず病院で接種しましょうね♪

【フィラリア予防】

4月30日に飲み始めです!犬も猫もオールインワンの予防薬がおすすめです!

【健康診断】

3月から6月末まで、春のキャンペーン血液検査を実施中です!

この期間なら通常の半額で検査できます!

ノーマルセット(血球計算+生化学18項目)とシニアセット(さらに甲状腺、がん炎症、糖尿病マーカーをプラス)が選べます。詳しくはスタッフまで!

【春の予約システム】

3月から6月は病院がとても混雑致します。予約も取りにくい状況が予想されます。

でもご安心下さい!予防のみの方は、予約なしで都度ご対応可能です!

「予防は直接ご来院 / 診察は予約システムご利用」といった感じでお願い致します!

もうすぐ3月!少しずつ春を感じる陽気となってきましたね。

今年もフィラリア予防は4月下旬からの8ヶ月間を推奨しております。フィラリア予防だけでなく、ワンコやニャンコの寄生虫予防はとても重要です。

このコロナ禍で、ペットとスキンシップができるのは本当に素敵なこと!でもそのためには、お互いにエチケットが必要。人は新型コロナウイルスに感染しないように、しっかり感染対策をすること!ペットも人と共通する病気(Zoonosis:ズーノーシス)を防ぐ為に、オールインワンの寄生虫予防が必要です!

当院の推奨は「ネクスガードスペクトラ」と「ブロードライン」!!

オールインワンの予防薬で、このコロナ禍をペットと愛情を深めながら乗り切りましょうね。今なら先着順で、そのコンセプトを元に作成した当院オリジナルマスクをプレゼント中。今年もまとめ買いでの5%割引あります。

あ、予防は4月からですから慌てなくて大丈夫ですよ(笑)マスクいっぱいあります!

当院のメディカルトリミングに素敵なフォトブースが完成しました!!妻の友人が作ってくれたんですが、もうプロの出来栄え♪ 今日はトリミングを終えてさっぱりした「ひな」ちゃん「モモ」ちゃんが一緒に写ってくれました!

開始以来、ご好評を頂いております当院のメディカルトリミングですが、スタッフ増員中につき、2月は予約に空きがございます。初めての方も歓迎です。皮膚トラブルがあったり、高齢犬や持病があってトリミングをあきらめてた子に特にお勧めです!あ、健常の元気ワンコも今ならOKですww

詳しくはスタッフまで、お気軽にお問い合わせ下さい。

平素より、当院のフィラリア予防薬をご使用いただき、厚く御礼申し上げます。

この度は、度重なる製薬会社からの価格高騰に伴い、2021年より一部のフィラリア予防薬(モキシハートタブ、イベルメック/カルドメック チュアブル)の価格変更を致します運びとなりましたので、飼い主様にご理解いただけますようお願い申し上げております。

当院では、質の高い予防薬をリーズナブルにご提供できるよう、10年間にわたりフィラリア予防薬の価格維持に努めてまいりましたが、先述する理由により、価格の維持が困難となりました。

10年ぶりの価格改定となりますので、飼い主様におかれましては、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。

また、ネクスガードスペクトラというオールインワンの寄生虫予防薬に関しましては、これまでの価格に据え置きとさせて頂きます。ズーノーシス(人獣共通感染症)予防の観点からも、これからの時代に合った予防薬です。

よろしければ、フィラリア以外にノミやマダニ、お腹の寄生虫まで予防できるネクスガードスペクトラにお切り替え頂きますよう、重ねてお願い致します。

今後も地域の皆様にご信頼いただける病院であり続けられますよう、サービスの向上に努めてまいりますので、是非変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。

詳しくは、院内掲示をご覧ください。

                           令和3年1月5日

                           院長   水谷 到

悲しいお知らせです。

当院の愛犬リモちゃんが、昨日急逝いたしました。まだ9歳でした。

原因は悪性腫瘍による心タンポナーデです。

一度は快方へ向かっておりましたが、昨日容体が急変しました。

リモちゃんは我が家の愛犬で、病院の愛犬でもあり、供血犬でもありました。

優しい性格で、一度も怒ったことがない子です。

今までに数えきれないほどのワンコの輸血に協力してくれて、何頭ものワンコを救ってくれました。

本日、皆でリモを見おくりました。スタッフの皆にとっても、どれだけ大きい存在であったか。言葉になりません。

私自身も、大きな喪失感に苛まれています。医者の力なんてこんなものなのかと、無力な自分に自責の念を抱きます。

失って直ぐの悲しみと、当たり前にいるはずの存在がいないことに気付いた後の大きな悲しみ。

きっとどんな最期であっても後悔は残るのでしょう。老衰として看取ったとしても悲しみは残るのでしょう。

動物を飼うことは、最高に幸せなことですが、最期に大きな悲しみがあります。それでも、どれだけ大きなマイナスでも、一緒に暮らした日々とたくさんの笑顔をもらった大きなプラスがあるから、必ず少しだけプラスが残るようになっているのだと思います。そう思うことにします。

リモのためにも、涙を拭いて前に進みます。いつかスタッフ皆で笑顔で思い出せるよう、その為にも目の前の命を救うことに全力を尽くします。

とは言え、少し元気のないスタッフを見かけたら、少しだけご容赦下さい。

リモ、本当にありがとう。

伴侶動物(主に犬と猫)に新型コロナウイルスが感染するかというお問い合わせが増えております。まだ明確なデータが不足しておりますが、WSAVA(世界小動物獣医師会)からコメントが発表されましたので、以下に記載いたします。参考にして頂ければ幸いです。過度の心配は無用ですが、いつも以上に、とにかく衛生面に気をつける!これが重要ですね。

SARS-CoV2 は伴侶動物は伴侶動物に感染するか?

現時点では伴侶動物がSARS-Cov-2ウイルスに感染しうるというエビデンスは限定的であり、犬や猫がほかの動物や人がCOVID-19を発症するような感染源となるというエビデンスはない。本件は急激な展開を見せることがあるため、新しい情報が入り次第アップデートされる。

自分自身がCOVID-19にかかった場合、伴侶動物やそのほかの動物との接点を減らすべき?

CDCは以下の推奨を出している。「COVID-19に感染している場合は、伴侶動物やそのほかの動物との接触を、そのほかの人に対するものと同様に、制限すること。伴侶動物やそのほかの病気がCOVID-19に罹患して症状が出たという報告はないが、COVID-19の罹患者は伴侶動物への接触を制限するべきである。可能であれば、病気の間は家族の別の人が世話をしてほしい。COVID-19にかかっている場合は、なでる、くっつく、キスする、なめる、同じ食べ物を食べることも含めて 、伴侶動物との直接の接触は可能な限り避けるべきである。病気の間に伴侶動物の世話をする必要や近くにいる必要がある場合は、触る前後に手洗いをしてマスクをつけるなど、よい衛生状態を保 つべきである。」最新の情報はCDCのウェブサイトから確認できる。

www.cdc.gov/coronavirus/2019 ncov/faq.html#2019 nCoV and animals

もし伴侶動物がCOVID-19に感染している人と接触した場合、その伴侶動物は他の人に病気を伝搬させるか?

確定はしていないものの、伴侶動物がSARS-Cov-2に感染するまたは伝搬するというエビデンスは限定的である。また伴侶動物が今回の新型コロナウイルスによって病状を示すかどうか分からない。しかも、伴侶動物や畜産動物が人の新型ウイルス感染源と疑われるようなエビデンスは現時点ではない。本件は急激な展開を見せることがあるため、新しい情報が入り次第アップデートされる。

もし自分の伴侶動物が詳細不明の病気になり、自分の周辺に新型コロナウイルスに罹患している人がいる場合はどうすればよいか?

現時点では伴侶動物がSARS-Cov-2に感染するか、COVID-19を発症するかどうかは分からない。もし自分の伴侶動物が詳細不明の病気になり、自分の周辺に新型コロナウイルスに罹患している人がいる場合は、その人の対応を行った保健所などの施設に相談してほしい。公衆衛生獣医師や公衆衛生の技官がかかりつけの動物病院に連れていくようアドバイスをした場合、動物病院に事前に連絡をして事前にCOVID-19に感染した人に接触した病気の動物を連れていくことを伝えてほしい。そうすることで動物病院は隔離場所を準備することができる。公衆衛生部門から動物病院に連れて行かないよう要請されている場合はそれに従うこと。

今回の新型ウイルスに感染した人と動物が接触をすることで心配することは何か?

SARS-Cov-2は動物が起源と考えられるものの、現在ではヒト-ヒト感染によって拡大している。ヒト-ヒト感染は主に感染した人の咳や鼻水から出る呼吸器の飛沫が主な感染源と考えられている。現段階ではどの程度ヒト-ヒト感染が容易または安定的に発生しているか分からない。詳しくは以下のページを参照してほしい(https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/about/transmission.html)。重要なことは、犬や猫などの伴侶動物が新型コロナウイルスに罹患するというデータは現時点では限定的ということである。

現時点では伴侶動物がCOVID-19に対してどのような疫学的な立ち位置にあるかは分からないものの、獣医療に携わるすべての人は、特に感染した人と接触を持つ場合など、厳格な手指消毒をし続けるべきである。

翻訳:WSAVA Translation Committee Member 安田隼也(獣医師)

月別

診療時間

午前

9:00-12:00

午後

16:00-19:00

土曜
9:00- 15:00
祝祭日
10:00- 12:00
休診日
木・日曜日

診療予約システム

森動物病院

三重県鈴鹿市算所5-12-11
(近鉄平田線・平田町駅 から東方面へ徒歩10分)

TEL:059-378-3952

FAX:059-378-3954

求人情報

求人情報をブログ内で掲載しております。詳細はこちらをご参照ください。

このページの先頭へ